仕事内容

e薬局グループでは、創業より対人業務に特化できるように細かなマニュアルで業務を縛らないようにしております。地域や患者さんと最も近い距離で働く現場に裁量権を委ね良いと思った取り組みをすぐに反映させ患者満足度を高めることを大切にしてきました。患者さんは勿論、他の医療機関や地域の方々に「e薬局グループがあって良かった、e薬局グループの○○さんがこの地域に居てくれて良かった」と思っていただけるような患者さん、地域にとってのオンリーワン薬局を目指しております。

外来業務について

調剤業務

処方箋を見て作業的に調剤を行うのではなく、医師の処方意図、患者背景を考えて調剤に取り掛かります。私たちの仕事は薬の交付ではなく安心と安全を提供し患者さんの健康増進に寄与することだと考えております。こうした丁寧な活動を続けることにより患者さんからの信頼を得て、患者さんの治療や支援に大きく携わることができます。

かかりつけ業務

薬局薬剤師は処方箋通りに調剤を行い交付して終わりではなく、治療に参画し薬物療法の評価を行い適切な対応を取ることが本来の仕事であると考えております。かかりつけ薬剤師の算定数を伸ばすのではなく、患者さん一人ひとりへの対応の質を高めることが大事だとe薬局グループでは考え、その理念に基づき薬剤師が十人十色の対応を取り患者さんの健康増進に努めております。

広域処方箋の取り組み

e薬局グループで創業より門前外の処方箋受付に注力してきました。当時より患者さんの服用薬を一元的に管理し、患者さん一人ひとりの理解を深め、治療の質を高めるためです。

在宅業務について

在宅訪問

患者さんのご自宅へ伺い日常生活を目の当たりにすることで、患者さんの生活習慣など外来時の服薬指導などと違い膨大な情報を入手することができます。その情報を基に患者さんにとってより最善の薬物療法やサポートを考えることができ患者さんの治療に貢献することができます。

多職種連携

多職種と密な連携を取ることにより、薬剤師としての知見を活かした提案を十分に発揮することができます。薬物療法が中心の在宅医療では薬剤師は欠かせない存在ですが、まだまだ薬剤師が出来ること、役割を多くの方に理解されていないケースがあります。積極的に薬剤師から参画することで患者さんだけでなく多職種の負担や役割を強化することができます。

在宅医療について

在宅医療では、患者さんといかに向き合うかが問われると考えております。薬剤師としての専門性を活かした治療への参画はもちろんのことですが、患者さんの状態や状況、ご家族の意向などを考えた上で行えることを惜しみなく実施します。大変なことではありますが、患者さんの人生に大きく携わり、自分の行った仕事が患者さんの幸福に繋がり言葉では表せない達成感があります。

地域活動について

地域活動の方針

地域活動の取り組み内容は店舗の方針に委ねて決定しております。会社が指示して形式的に行うのではなく、各店舗で自店舗の特色や行いたいことを考え取り組むことを大切にしております。

地域活動の目的

地域活動を通じて患者さん、地域住民の健康増進・予防に繋がるように努めております。小さな取り組みかもしれませんが、一人でも多くの方の笑顔を増やしたいとスタッフ一同願い取り組んでおります。

取組実績〜みんなの健康教室〜

神戸女子大学健康福祉学部健康スポーツ栄養学科、神戸女子大学大学院健康栄養学研究科が連携して開催している教室です。薬局と大学の智恵とマンパワーを融合させ、協力体制を敷くことにより、地域住民へのよりよい健康サポートができると考え、2016年度6月より開始しました。

取組実績〜子ども薬剤師体験〜

e薬局フローラ（三田市）、むこ薬局（尼崎市）にて実施した時の風景です。お子様に薬剤師の仕事や薬に興味を持っていただき、服薬時の抵抗をなくすことを一つの目的に開催しております。他にも保護者の方へ薬局で行える健康サポートの説明を実施しております。具体的には、ご両親の介護やご自身や配偶者の生活習慣病の予防、お子様の成長や薬、アレルギーなど多岐に渡り薬局で相談できることを啓蒙しております。